日商 Assist Biz

更新

LOBO4月結果 業況 大幅に改善 先行き持ち直し見込む

LOBO全産業合計の各DIの推移

日本商工会議所は4月30日、4月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果を発表した。調査期間は4月15~21日。(関連記事はこちら)

4月の全産業合計の業況DIは、マイナス15・3と、前月からプラス9・4ポイントの大幅改善となったが、日商では、「比較対象の前年同月は、駆け込み需要の反動減により業況が落ち込んだ時期であることに留意が必要」と指摘。取引価格への転嫁遅れや、人手不足、人件費・電力料金の上昇などが足かせとなり、回復のペースにばらつきが残るが、「輸出増などに伴う生産の伸びや好調なインバウンドが下支えするほか、株高や賃上げを背景に消費者マインドが上向きつつあるなど、中小企業の景況感は、総じて持ち直しに向けた動きが続く」と分析している。

先行きについては、先行き見通しDIがマイナス13・6(今月比プラス1・7ポイント)と改善を見込む。日商では、「中小企業においては、依然として、コスト増加分の価格転嫁や電力料金の値上げ、人手不足などが懸念材料となる状況が続く」と分析するが、「株高・賃上げに伴う個人消費の回復や輸出をけん引役とする生産増などへの期待感から、先行きは緩やかに回復する」と見ている。