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LOBO 4月結果 2カ月連続で大幅悪化 業況マイナス60台に

LOBO全産業合計の各DIの推移

日本商工会議所は4月30日、商工会議所LOBO(早期景気観測)の4月調査結果を発表した。4月の全産業合計の業況DIは、3月から11・4ポイント悪化のマイナス60・4となり、2カ月連続で大幅に悪化した。

調査結果では、新型コロナウイルスの流行拡大に伴う緊急事態宣言の発令以降、外出自粛や消費マインドの低下、イベントの中止などにより一段と売り上げが減少した。営業時間の短縮や休業を実施する企業も見られたサービス業や小売業で景況感が大幅に悪化。また、新型コロナの収束が見通せない中、生産・設備投資などの計画見直しやサプライチェーンの停滞による部材の調達難など、生産活動への影響が拡大していることが下押しし、中小企業の景況感はリーマンショックの影響が残る2010年1月(マイナス62・3)以来、10年3カ月ぶりのマイナス60台となった。建設業、製造業、卸売業、小売業、サービス業の5業種全てで、業況DIは3月と比べて悪化した。

先行き見通しDIは、4月から10・7ポイント悪化のマイナス71・1。新型コロナの世界的な流行によって、ゴールデンウイークにおける観光需要の急減や、サプライチェーンの停滞、生産活動への影響の長期化が懸念される。加えて、企業や消費者のマインドの低迷、資金繰りの急激な悪化などにより、中小企業の業況感は調査開始以来最悪となったリーマンショック後の09年2月(マイナス73・4)に迫る厳しい見通しとなっている。

調査期間は4月14~20日。全国336商工会議所の会員企業2155社から回答を得た。