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LOBO11月結果 業況、1・1ポイント改善先行き、ほぼ横ばい見込む

LOBO全産業合計の各DIの推移

日本商工会議所は11月30日、11月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果を発表した。調査期間は11月14~20日。全国422商工会議所が3865企業にヒアリングした。

11月の全産業合計の業況DIは、マイナス14・9と、前月からプラス1・1ポイントの改善。電子部品、自動車、産業用機械関連を中心に製造業が全体をけん引したほか、インバウンドを含む観光需要の拡大や、消費の持ち直しを指摘する声が聞かれた。他方、人手不足の影響拡大や、仕入価格、運送費の上昇、消費者の節約志向が引き続き中小企業のマインドに影響を及ぼしており、業況改善に向けた動きは力強さを欠いている。

ヒアリングした企業からは、「販売先の設備投資意欲が引き続き好調なため、売り上げ・採算ともに改善した」(産業用機械製造)、「人手不足で受注制限せざるを得ず、売り上げは伸び悩んだ」(一般工事)などの声が寄せられた。 先行きについては、先行き見通しDIがマイナス15・4(11月比マイナス0・5ポイント)とほぼ横ばいを見込む。輸出や設備投資の堅調な推移、個人消費の持ち直し、インバウンドを含めた観光需要拡大、経済対策・補正予算などへの期待感がうかがえる。他方、深刻な人手不足の影響拡大や、原材料費・運送費の上昇などを懸念する声もあり、中小企業の業況感はほぼ横ばいで推移する見通し。