職場の教養 箸よく盤水を回す

本コーナーは、社団法人倫理研究所の協力をいただいています。『職場の教養』は同研究所が発行している月刊誌で、同研究所の法人会員向けに頒布されている非売品です。詳しくはホームページ(http://www.rinri-jpn.or.jp/)をご覧ください。

箸よく盤水を回す

たらいに張った水を一本の箸で回し続けると、周囲の水が回り始め、最後には、たらいの中の水全部が渦になって回り始めます。

小さな力であっても、根気よく、あきらめず、くり返しやり続けると、必ず大きなものを動かす力が出てくるという教えです。

小さなことは、今日と明日とではあまり変化は見られないでしょう。しかし、その小さな実践の積み重ねが、予想もしない大きな力に育つのです。

Kさんは、訪問先の駐車場に車を停める時は、駐車場の一番奥、入口から遠いところに停めるように心がけています。また、顧客を訪問する際は、必ず十分前には現地に着くようにしています。

Mさんは、車椅子の人や子供たちと接する時は、同じ目線まで身をかがめるようにして応対しています。

始まりは、どのようなことでも小さいものです。小さなことを大切にして、喜び勇んでやり続けていくと、家庭や職場は確実に変わっていくのです。

今月の心掛け

小さなことをやり続けましょう

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