職場の教養 カツ丼誕生

本コーナーは、社団法人倫理研究所の協力をいただいています。『職場の教養』は同研究所が発行している月刊誌で、同研究所の法人会員向けに頒布されている非売品です。詳しくはホームページhttp://www.rinri-jpn.or.jp/をご覧ください。

カツ丼誕生

カツ丼の発祥には諸説ありますが、元早稲田大学教授の中西敬二郎氏らが考案した、という次のようなエピソードがあります。

学生の頃、中西氏は、昼食を摂るために、ある洋食屋へ通っていました。その店のメニューは、カレーライスとカツライスしかなく、中西氏はこの二つを交互に食べていました。

ある時、同じものを食べることに飽きてしまい、お店の人に頼んで調理場に入らせてもらいました。皿盛りのごはんを丼に移し、その上にカツをのせて、手作りのソースをかけた自己流の料理がカツ丼の始まりだといわれます。

ここで注目したいのは、「飽き」が新しいものを作るチャンスになった、ということです。「飽き」をそのままにせず、「工夫」という選択を取ったことが、カツ丼という新しいメニューを創造することにつながったのです。

仕事でも同じことを繰り返していると、飽きが生じます。飽きこそ改善のチャンスと受け止めて、次の行動に移しましょう。

今月の心掛け

飽きを活用しましょう

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