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LOBO付帯調査 新卒採用「実施」37% 「確保が困難」の声も

日商では、1月のLOBOと同時に、「2015年度の新卒採用の動向」「経営上望ましい為替水準」に関する付帯調査を実施した。

2015年度の新卒採用について、「実施した」企業(全産業)は37・2%、「今年度は実施しなかった」は17・6%となった。「実施した」企業の充足状況については、「計画通りに採用できた」が42・1%、一方「採用できたが計画した人数には満たなかった(継続中含む)」「募集したが採用できなかった(継続中含む)」企業は合わせて57・9%に達した。

ヒアリングした中小企業からは、「1人でも新卒を採用したいが確保できていない。諦めずに粘り強く採用活動を続けていく」(ソフトウエア)、「採用開始後、早めに内定を出したが、その後大企業の内定を得た学生が、内定を辞退したため、計画人数を確保するのに苦労した」(百貨店)といった計画通りに採用が進まないといった声が聞かれた。

「経営上望ましい為替水準」については、「115円~120円未満」が31・9%と最も多い。次いで「110円~115円未満」が16・5%と続いている。

ヒアリングした中小企業からは、「為替が円安方向で安定推移しており、東南アジアからの安価な輸入品が抑えられ、価格競争に巻き込まれずに済んでいる」(化学品製造)、「乱高下する為替相場は望まないが、もう少し円高が進めば、海外の良質な原木を安く仕入れられ、付加価値の高い商品として提案できる」(木材加工)といった声が聞かれた。