職場の教養 先延ばしの克服法

本コーナーは、社団法人倫理研究所の協力をいただいています。『職場の教養』は同研究所が発行している月刊誌で、同研究所の法人会員向けに頒布されている非売品です。詳しくはホームページhttp://www.rinri-jpn.or.jp/をご覧ください。

先延ばしの克服法

何かをやろうと思いながらも先延ばしにしていると、そのことが絶えず気にかかって気が晴れず、重く暗くなりがちです。

営業部のA子さんは、名刺交換をしたお客様に、手書きの礼状を書くことにしています。そのA子さんが社内プロジェクトのチーフに指名されました。

通常業務との同時進行で、礼状を書く時間が取れません。たまる一方の名刺を前に、気が重くなっていたところ、同僚のちょっとした言葉で目が覚めました。

「この前、先輩から聞いたの。『時間が無い無い、と言っている人でも、一日三度の食事はとっている。本気で何かをしたいと思ったら、たとえ食事の時間を削ってでも、できるものだ』って。そんなものかなあ」

〈そうだ。私は、忙しいことを言い訳にして、まだ本気になっていなかったんだ。何としてもお礼状を書こう〉。心の決まったA子さんは、五分十分のわずかな隙間時間を活かして、二日間で約三十名に礼状を送ることができたのです。

やり終えた達成感で、A子さんの心はとても清々しくなりました。

今月の心掛け

本気で取り組みましょう

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