屋号
コロナ禍でいわゆるコロナ廃業や黒字廃業が増えているが、後継者がいないための廃業も多い。親族に後継者がいない場合は、M&Aも含めた第三者承継という手がある。とはいえ、第…
「独眼竜」の異名でも知られる伊達政宗公が開府し、城下町を築いた仙台に、延宝3(1675)年、第四代仙台藩藩主・伊達綱村公から招きに応じて玉澤伝蔵が近江国(現在の滋賀県)…
2年以上前に、仙台でお会いしたのは笑顔が素敵な女性でした。商売とは相思相愛を探し出逢う旅――という理念の下に活動するコンサルタント、松尾公輝さんにご紹介いただいたのが…
群馬県高崎市で大型油圧プレス機を製造している小島鐵工所は、江戸時代後期の文化6(1809)年に、小林善兵衛が鋳物師(いもじ)の権利を小島家より譲り受け、鍋屋の屋号で鋳物屋…
秋田藩主佐竹氏の居城だった久保田城の城下(現・秋田市)にある商人町だった所に、医薬品や健康食品などを販売するサノ・ファーマシーはある。創業は寛政年間(1789〜1801年)…
利根川を利用した水運の中継地として古くから栄え、“小江戸”と呼ばれる古いまち並みが残る佐原(さわら)の地で、大髙園茶舗はお茶とたばこの販売を行っている。創業は明和2(176…
農業県として知られる佐賀県の佐賀市で、サガ・ビネガーは昔ながらの製法で酢をつくり続けている。創業は天保3(1832)年で、村の世話役で庄屋だった初代・伊左エ門が「右近酢…
山梨県の中央部を通る甲州街道沿いの宿場町として栄えた石和の地に、来年で創業140周年を迎える石和名湯館糸柳はある。明治12(1879)年に、初代となる内藤仁甫(じんすけ)が料…
新潟県南西部にある上越市の高田地区は、江戸時代には高田藩の城下町として栄えていた。現在の直江津地区にあった福島城から城主が高田城に移ってきた際に、城下町の人たちも、…
北海道南西部に位置する函館市は天然の良港として、江戸時代末期には貿易港として開港するなど、古くから交通や物流の要衝として栄えてきた。大分県出身の渡邉熊四郎が長崎から…
宮崎県北部の延岡市で不動産事業と林業を営む藤仲興産は、江戸時代末期の文久3(1863)年に初代・谷仲吉が荒物商を開業したことから始まった。荒物とは家庭で使う雑貨類のこと…
古くから温泉地として知られる熱海。海から熱湯が出たことからその名で呼ばれている。江戸時代には徳川家康も湯治に来ており、以来、江戸からの多くの湯治客でにぎわってきた。…
沖縄最古の蔵元として泡盛の製造を続けている新里(しんざと)酒造は、弘化3(1846)年の創業である。沖縄諸島を統治していた琉球王国がこの年、王宮がある首里の3地域に住む30人…
山地が多く、県総面積のうち森林が占める割合は全国一の約84%という高知県。海と山に囲まれた須崎市安和(あわ)に竹材専業メーカーの竹虎(たけとら)はある。初代・山岸宇三郎氏…
日本三名城の一つとされ、江戸時代には熊本藩細川家の居城だった熊本城のふもとに、肥後象嵌(ぞうがん) 光助(みつすけ)はある。象嵌とは工芸技法のひとつ。肥後象嵌は、主要素…
殻を打ち破れ! ビジネスの先行きが不安定な状況に負けることなく起業した若い経営者、代を継いだ若い経営者たちが挑む新たな戦略をリポートする。
「牛に引かれて善光寺参り」で知られる長野市の善光寺の門前で、元文元(1736)年の創業以来、八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)280年にわたり〝七味唐からし〟の販売を続けて…
のり問屋のつた金が横浜の地で創業したのは明治27(1894)年、横浜港に鉄さん橋(現在の大さん橋埠頭(ふとう))が完成した年だった。つた金の初代・出川金蔵は川崎出身で、一族…
九州の大分県と四国の愛媛県に挟まれた豊後水道に面した臼杵市でしょうゆ・みそを製造販売するカニ醤油は、慶長5(1600)年にこの地で創業した。以来、同じ場所で家業を続け、…
打刃物の製造・販売店であるうぶけやは、江戸時代からの繁華街として知られる日本橋人形町にある。天明3(1783)年に大阪で創業し、初代の㐂之助(きのすけ)が打った刃物が「う…
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