大阪商工会議所と民間企業5社で構成するコモングラウンド・リビングラボ運営委員会は、2025年大阪・関西万博を見据えた、人とロボットが共に暮らす未来社会の実験場「コモングラウンド・リビングラボ」を7月1日にグランドオープンした。
コモングラウンド・リビングラボは、異業種企業がコモングラウンドを活用した多様なサービス実証を行える世界初の実験場で、中西金属工業敷地内に設置。コモングラウンドは、大阪・関西万博が目指すSociety5・0の実現に貢献する次世代都市の空間情報プラットフォームのこと。ラボは、シェアオフィスと共同実験場で構成され、カメラやLiDAR(ライダー)などのセンサー技術を活用し、フィジカル空間とそれを再現したデジタル空間との間で、リアルタイムかつ双方向に情報をやり取りをすることができる。施設は、同運営委員会が会員制で運営。当初の参画企業は15社で、今後も幅広く参画企業を募集していく予定だ。
同所の担当者は、「多種多様な企業にオープンな実験場としてラボを活用いただき、新しいサービスを共創する原点となれば」と話している。
詳細は、https://www.osaka.cci.or.jp/Chousa_Kenkyuu_Iken/press/210701cmn.pdfを参照。
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