長門商工会議所(山口県、中原文典会頭・中原組)女性会(近藤美千代会長)はこのほど、市内「村田清風記念館」「道の駅センザキッチン」などで、米、塩、メモ用紙、和ろうそくを詰め合わせた「四白セット」の販売を開始した。幕末、莫大な借金「八万貫の大敵」に苦しんでいた長州藩の財政改革などを行い、吉田松陰や明治維新に大きな影響を与えた長州藩士、村田清風が進めた「四白政策」(米・塩・紙・ろうの生産強化を図る経済政策)にちなんだもの。2025年に創立40周年を迎える同女性会は記念事業として、長門の偉人である村田清風をPRし、市民らの知識と地元への愛着を深め、長門を盛り上げていく活動を展開しており、今回の事業もその一環だ。
5~9月には「村田清風が生まれたのはどこでしょう?」「村田清風を先生と呼んだ人はだれ?」などの三択クイズを10問出題し、全問正解者の中から抽選で4人に「四白セット」をプレゼントするキャンペーンを実施した。10月26日に行ったプレゼント贈呈式で近藤会長は「村田清風先生のことをさらに知っていただくきっかけになったと思う。今後も当女性会は観光振興や地域活性化に取り組んでいきたい」と話した。
記事提供: 日本商工会議所
最新号を紙面で読める!