留萌商工会議所(北海道)は8月28日、北海道留萌高校と連携協定を締結した。同協定により、今後同校の生徒に対して地域の産業と経済に関する体験を伴う学習を企画・実施する。生徒が将来、地域社会の発展に貢献する人材へと成長することを促すとともに、生徒と地域との結び付きを強化し、地域への関心や郷土愛の高揚を図ることで、地元企業への就職や市外進学先からのUターン人材の育成を目指す。
協定では①同校が必要とする講師の派遣や講座、実習などその他教育活動に関する事案②同校の推進する総合的な探求教育などに対する情報提供、実習などその他教育活動③同所の推進する地域社会の健全で持続的な地域づくりに関する事業――の3点について協力することが盛り込まれている。
同所の大石昌明会頭は「本協定で企業と学校の距離が近くなることで生徒が企業に興味を持ち、今後の留萌の発展につながってほしい」と期待を述べた。
