日本商工会議所の三村明夫会頭は2月21日、栃木県宇都宮市にある宇都宮餃子会直営の「来(き)らっせ」と同市のアンテナショップ「宮カフェ」などを視察した。

来らっせは、市内に点在している餃子店を集約しており、市内の餃子を一度に味わえる。三村会頭は、各店の餃子盛り合わせを試食(写真)したほか、土産売り場などを見て回った。その後、同市の中心市街地にあるアーケード型商店街「オリオン通り」を視察し、「宮カフェ」でカクテルを試飲した。

「来らっせ」と「宮カフェ」は商工会議所と地域が一体となった取り組み。三村会頭は、実際に現場を見ながら、商工会議所を中心とする、連携に基づいた地域活性化の可能性を確認した。

視察後、三村会頭は「餃子は日常あるものを見つめ直した素晴らしい取り組みだ。地域資源活用によるまちづくり、観光振興の一つの成功例だと思う」と感想を述べた。