2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた多言語対応協議会小売プロジェクトチームはこのほど、外国人旅行者が来店してから購入までに必要な情報を伝える「ピクトグラム(絵文字)、表示、POP」の無料ダウンロードを開始した。店舗入口、店内、レジ周辺のシーン別のピクトグラムを提供している。
ピクトグラムは、日本国内標準であるJIS、幅広く利用されている「標準案内用図記号」をできる限り使用。これに加えて、小売業独自の免税販売といったサービスや、年齢制限といった注意表示などのピクトグラムを新たに作成した。
今回公開されたピクトグラムは、「小売業の多言語対応ガイドライン」に基づき作成された。同ガイドラインは、より多くの小売店・小売業者が、より迅速かつ効率的に多言語対応を進めるための手引きとして、小売プロジェクトチームが海外事例、国内先進事例、訪日ゲストの問い合わせ調査結果、小売業の意見などを収集整理して取りまとめた。
詳細は、https://welcome.japan-retail.or.jp/news/2019/20191003_01.htmlを参照。
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