なんとも楽しい手づくりもなか「あんぽーね」。ひと口サイズのもなかの皮に、マスカルポーネチーズを使用した自家製クリームと粒あんを自分の好みの配分で詰めて食べる。粒あんが多めなら濃茶によく合い、クリームをたっぷり詰めたらエスプレッソにぴったり。何より自分で手づくりするのがとても楽しい。これがサザエ食品(西宮市)が運営する「京都祇園あのん」の銘菓「あんぽーね」。名前からもあんことマスカルポーネが融合した菓子ということが分かる。
もなかの皮は、滋賀県産のもち米「滋賀羽二重糯(しがはぶたえもち)」を使い、香ばしさと歯切れの良さが特徴的だ。さらに粘りがあり、きめ細かい舌触りで、あんこやクリームのうまさをより一層引き出している。私はもなかの皮が大好物で、子どもの頃、箱入りもなかの皮だけを全部食べてしまい、叱られたことを思い出す。
「あんぽーね」は粒あんが基本だが、期間限定で「ちょこれーと」や「もも」「栗きなこ」などが登場する。どんなあんでも包み込み、味を調えるもなかの皮、実にうまい。
長年、和菓子を製造販売してきたサザエ食品が贈る新世代のもなか「あんぽーね」。うまいもの土産のグローバル部門ナンバーワンに推したい味だ。
Data
社名 : 株式会社サザエ食品
所在地 : 兵庫県西宮市上大市4-17-18
HP : https://sazae-shokuhin.com/
電話 : 0798-52-6323
【西宮商工会議所】