中津川商工会議所(岐阜県)は7月30日、中津川市、中津川北商工会、岐阜信用金庫とゼロカーボンシティーの実現に向けた連携協定を締結した。環境に関する情報の共有、事業の推進などを通じて相互の連携を強化し、2050年のゼロカーボンシティーとサーキュラーエコノミー(循環型経済)の実現を目指す。
協定では①環境に関する情報・サービス・ノウハウなどの提供②環境分野の新たなビジネスモデルの創出③環境価値を活用した地域の活性化――の3点について連携することが盛り込まれている。支援に当たっては、岐阜信用金庫が持つカーボンニュートラルに向けたさまざまな支援メニューを活用。市内事業所や団体と連携して脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進するとともに、脱炭素経営などに関するセミナーの開催、中小企業の温室効果ガス排出量可視化のための支援やコスト削減策の提案などに取り組む。
4者は協定の履行に向け、情報交換を円滑に行う連携に関する窓口の設置、当事者のニーズに応じた情報提供や進捗(しんちょく)状況の報告を行う協力体制の構築に取り組む。
