士別商工会議所(北海道、北村浩史会頭・道北日報社)はこのほど、「令和7年度士別市内高校生の就職・Uターン意識調査」の結果を公表した。若者の市内就職の促進に向けた事業の在り方や支援の方向性の検討を目的に実施したもの。9月に市内の高校(2校)1~3年生310人を対象に実施した(回答数167人)。調査結果から将来の就職に関する意向を見ると、重視する職場環境では「仕事の内容・やりがい」が最も多く、次いで「給与、昇給制度」「休暇制度の充実(育児休暇・介護休暇)」の順となった。就職先希望地域は「地元」13.8%、「北海道内」58.7%、「北海道外」7.1%。地元外就職を希望する生徒の意向では、「地元外の生活環境に魅力を感じる」「趣味や興味に関するアクティビティーが多い」「スキルアップや視野を広げる機会を得たい」が上位だった。進学希望生徒のUターンの意向を見ると、将来的に地元に戻る(Uターン)意向があるかとの問いに対し「はい」は12.5%、「いいえ」29.2%、「未定」58.3%となっている。Uターンのために生徒が求める支援策は「地元の居住支援や住宅手当の提供」が最多だった。
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記事提供: 日本商工会議所