大阪商工会議所(鳥井信吾会頭・サントリーホールディングス)グレーターミナミ推進委員会と南海電気鉄道(南海電車)は9月27日、企画列車「グレーターミナミTRAIN」を初めて開催した。
「グレーターミナミ」とは、大阪府南部(泉州・南河内エリア)と大阪都心南部(難波、新今宮、阿倍野・天王寺・上本町エリア)を一体的な都市経済圏と捉え、その発展を目指す構想のこと。この構想は、同所が提唱者(推進団体)として南海電車のほか、複数の民間企業および大学などが連携して、「食」「観光」「産業」などの面から地域を活性化させることを目的としている。
同イベントは、南海電車難波駅発着の午前便(南海本線)と午後便(高野線)が用意され、各100人が乗車した。同電車には参加者のほか主催者である同所の鳥居会頭と、関係自治体から泉佐野市の千代松大耕市長、河内長野市の西野修平市長らも乗車。車内で地元の食の魅力を語った。また、同電車内に設置の体験車両ではお点前体験やフルーツ大福づくり体験も行われた。
イベントの最後には、主催者の一人として南海電車の遠北光彦会長・CEOが「グレーターミナミにはおいしい地元食材が多数ある。ぜひ現地を訪れて体験してほしい」とあいさつした。
また9月27日と28日の両日、なんば広場行われるイベントにグレーターミナミ特設ブースを出店し、大阪府南部の泉州や南河内の地ビールやワイン、銘茶などを販売し、同地域の「食」の魅力をPRした。
グレーターミナミ及び同関連イベントなどの情報は、こちら(https://www.osaka.cci.or.jp/pj/f/J06020000020.html)。
記事提供: 日本商工会議所