公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)はこのほど、2015年度「グッドデザイン賞」1337件の中から選出する「グッドデザイン大賞」(内閣総理大臣賞)に、WHILL株式会社(神奈川県横浜市)のパーソナルモビリティ「WHILL ModelA」が決定したと発表した。
同賞は、1957年から始まった日本を代表するデザインの評価と推奨の運動。一般商品だけでなく、建築、アプリケーション、システムやサービスなど審査対象の範囲は広く、受賞者には、シンボルマークである「Gマーク」が付与される。
また、地域活性化に資するデザインを顕彰する特別賞「地域づくり賞(日本商工会議所会頭賞)」も決定。今年は、箱根登山鉄道(神奈川県)の「旅客車(箱根登山電車3000形アレグラ号)」、姫路市(兵庫県)の「姫路駅北駅前広場および大手前通り」、氷見市(富山県)のコミュニティーセンター(ひみ漁業交流館・魚々座)、株式会社ケダマ(秋田県)の古民家(シェアビレッジ)の4件が選ばれている。