日本・東京商工会議所が事務局を務める日印経済委員会(会長=飯島彰己・三井物産会長)は1日、アルン・ジャイトリー・インド共和国財務大臣との朝食懇談会を開始した。
冒頭のあいさつで飯島会長は、「新興国の景気減速懸念が強まる中、インドは世界経済のブライト・スポットとして、引き続き高い注目を集めていく」とインドのさらなる成長への期待を表明した。また、日本側から、インドにおける円滑な事業実施に向けた金融や税制について要望した。
ジャイトリー大臣は、「現在も双方の首脳が密接な交流を図っており、日印戦略的グローバル・パートナーシップに向けた共同声明が発表されるなど、日印関係は飛躍的な発展を遂げている。また、現在インドでは改革が進行中であり、経済成長も続いている」と述べ、日本からのさらなる投資を呼び掛けた。
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