日本商工会議所は9月17日に開催した通常会員総会で、役員・議員、職員、商工会議所表彰を行った。
会員総会では商工会議所に功労のあった役員・議員548人および職員400人の計948人を表彰した。マル経融資(小規模事業者経営改善資金)の運用に力を尽くし、業績のあった商工会議所をたたえる「マル経資金関係表彰」では、21商工会議所が表彰された。また、「検定事業表彰」では、受験者数の拡大に業績のあった18商工会議所および検定事業推進に貢献した17商工会議所をたたえた。
他の範となる事業を展開した商工会議所を表彰する「事業活動表彰」は、5商工会議所が受賞。新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者の経営支援・販路確保支援に取り組んだ札幌(北海道)、ラグビーW杯を契機とした草の根国際交流事業を推進した上田(長野県)、コロナ禍の収入減を補う兼業システムを構築した塩尻(長野県)、中小企業のデジタルシフトによる生産性向上支援とスマートCCI化を進めた高崎(群馬県)、専門家が高度な経営支援を行う「刈谷モノづくり大学」事業に尽力した刈谷(愛知県)の各商工会議所が選ばれた。
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