小田原箱根商工会議所(神奈川県)、小田原市、小田原市自治会総連合の3者は、防災に関する包括連携協定を8月30日に締結した。同協定は、小田原市の災害対応を地域のつながりで強化することが目的。地域での平常時の災害への備えや災害発生時における連携を推進する。
具体的には、「災害発生後の避難の支援や物資の供給、災害支援について単位自治会と単位自治会内の事業者との連携協力推進」「防災意識の啓発および防災知識の普及」「防災に関する人材の育成・活躍」「自治会への加入またはその啓発」「地域の防災力向上のための情報交換や防災訓練の参加」などの7項目。
締結式当日、同所の鈴木悌介会頭は「今回の協定を契機に、市内各地域の自治会と自治会内の会員事業所で多くの個別協定が結ばれ、地域の実情に合った防災を進めていくことが大切」とあいさつした。
今後、自治会、小田原市と定期的に連絡会を開催し、一層の地域防災推進に取り組んでいく。
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