長井商工会議所(山形県)はこのほど、市外に流出する購買力を地元にとどめ、地域経済循環を高める活動「BUY長井プロジェクト~子ども達にまちを残すために~」を立ち上げた。長井で消費するものはできるだけ長井で購入するよう呼び掛けることで市の経済基盤を強化し、子どもたちに住みよく安心して暮らせるまちを残すことが目的。ネット販売や通販、市外の大型商業施設などの利用拡大による地元店舗や会社の利用客・売り上げ減少を受け、同所の会員企業を中心に地元企業が積極的に地元購入を促すさまざまな取り組みを発信する。
6月には、同事業のPR企画として市内企業とコラボレーションした父の日ギフトセットを販売。市内の呉服店や菓子店などと連携し、同所の公認キャラクター「バーニック・ナガイ」柄のネクタイや地元の人気和菓子店の黒獅子人形焼きなどを詰め合わせた。
また、地域内での「ヒト・モノ・カネ」の経済循環を表したプロジェクトのロゴも作成。6色のカラーで、業種ごとの6部会×市内6地区を表現し、子どもたちが豊かに暮らせる明るい将来への希望をイメージしている。
7月には、ロゴを使ったのぼり旗やステッカー、フライヤーなどを趣旨に賛同した事業所に頒布。企業の車両や店舗などでの活用を呼び掛け、市民の目に留まる機会も増やしていく。
詳細は、https://sites.google.com/smart.jcci.or.jp/buynagai-projectを参照。
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