鶴岡屋本店
岐阜県大垣市で1902(明治35)年から続く老舗の「鶴岡屋本店」はこのほど、創業120年を記念し、「オリジナル和風ソースカツ丼の具」を発売した。創業者が戦時中にデミグラスソースと出合ってその味に感動し、秘伝の継ぎ足しの和風ソースを開発。「オリジナルの和風ソースカツ丼」が誕生した。店内だけでなくテイクアウトや出前などでも好評で、他県からも食べに来るファンもいた。
転勤などにより遠方へ引っ越ししてしまった人にも食べてもらえるように、また、家庭でも気軽に和風ソースカツ丼を楽しんでもらうために、冷凍のソースカツ丼の具を開発。岐阜県食品科学研究所や大垣商工会議所も協力し、約2年の開発期間を経て完成した。秘伝の継ぎ足しの和風ソースに揚げたてのカツをくぐらせることで、深みのある味が完成する。このカツ丼の具を電子レンジで温めて、ごはんの上にのせるだけでお店の人気の味が楽しめる。
「コロナ禍で来店できない方や、遠方に引っ越しした方にも、もう一度食べたいと思って購入していただければうれしいです。また、冷凍カツを食べて初めて当店を知った方には、ぜひ店舗に足を運んでいただきたいです」と店長の水谷俊介さんは語る。
お問い合わせ
鶴岡屋本店
所在地:岐阜県大垣市久瀬川町2-42
電話:0584-78-3219
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