倶知安商工会議所(北海道、白木茂会頭・白木建設工業)は12月13日、倶知安農業高校と「地域経済連携に関する協定」を締結した。協定締結により、同所は、今まで以上に持続可能な産業人材の育成に取り組むと同時に、地域経済発展に向けて高校生の若い発想力と行動力を生かすため、倶知安町第6次総合計画に掲げられた「高校生が活躍するまちづくりの推進」に基づき、会員企業と共に同校の活動を支援・協力する。同校は、農畜産加工品の活用案の検討やインターンシップのほか、産業人材の育成などの実現を目指す。これまで大半が廃棄されていた二世古酒造の酒粕を再利用した酒粕パウダー(さけのこ)の活用や、日本酒・忠(なかごころ)の共同製造、鉢花やソーセージ、みそなどの農畜産加工品の生産・販売など、長年にわたって地域産業の振興に貢献してきた。今後は同所や同校、倶知安町などで協議会を立ち上げ、高校段階からの人材育成に向けた取り組みを推進する。
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記事提供: 日本商工会議所
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