京都商工会議所(京都府、塚本能交会頭・ワコールホールディングス)はこのほど、「京都・知恵アントレ大賞2024」の受賞者を決定した。優秀賞には、京都発スタートアップ起業家のロールモデルとして今後のさらなる成長を期待したい起業家2人を選定。「世界中でドローンが森林管理・保全に役立つ未来へ」をテーマに事業展開するDeepForest Technologies株式会社代表取締役の大西信徳さん、iPS細胞由来の細胞製人工膝関節の開発に取り組む株式会社Arktus Therapeutics代表取締役の大岩智大さんが輝いた。特別賞には、「児童・生徒SOSコミュニケーション支援システム kimino micata」を手掛けるGuardian代表取締役のプーザー ケイトリン エリンさんが選ばれた。7月23日に表彰式、プレゼン、ブース展示を実施する。
同賞は、次の時代へとつながる発想や技術で未来を切り開き、世界へ羽ばたくアントレプレナーを発掘・選定し、サポーター企業や産業支援機関とともに社会実装を支援するもの。①京都・世界へ大きなインパクトを与えている、または与える可能性が高い事業か、②京都経済の未来を担う起業家として期待できるか、③オール京都による支援の必要性・有効性があるか、を表彰基準としている。2024年1月26日~3月26日に35件の応募があった。同所は、「サポーター企業や産業支援機関などと連携し、受賞者の製品やサービスの社会実装を支援していく」としている。
詳細は、https://www.kyo.or.jp/kyoto/ac/news_121455.htmlを参照。
記事提供: 日本商工会議所
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