大手プラント建設会社に勤務していた中村龍一さんは、起業準備を進める中、事業承継・引継ぎ支援センターを介して、防犯カメラ製造販売会社のアイゼックと出合った。交渉の末、2019年11月に株式譲渡契約を締結し、第三者事業承継を果たす。そして、第二創業で経営を刷新。売上成長率1%から30%に押し上げる急成長を遂げた。
事業承継・引継ぎ支援 センターを介してマッチング
防犯カメラやレコーダーなどの製造・販売を手掛けるアイゼックは、2004年に創業した。創業者の吉良修さんは、大手電機企業で培った映像技術を生かし、工場や物流センターの業務自動化やインターネット画像転送装置の開発などに携わっていた。数社を経て最後に勤務していた商社が画像関連事業から撤退したことを機に独立し、同社を立ち上げたのである。
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