秦野商工会議所(神奈川県、石井時明会頭・富士見斎場)は11月25日、秦野市、横浜銀行、デジタル地域通貨プラットフォームを提供するフィノバレーと電子地域通貨事業に関する連携協定を締結した。同協定は、2024年12月1日から導入されたデジタル地域通貨「OMOTANコイン」に関して、4者が継続的な連携・協力体制を構築し、同市の経済の好循環と地域のコミュニティーの活性化を推進するために締結された。
協定では、①同コインの仕組みの構築、システム整備および運用②同コインの周知、加入および利用促進③同コインを活用した地域経済および利用促進④同コインの魅力などの情報発信⑤市民サービスの向上およびにぎわい創出――の5点について連携することが盛り込まれている。
同所の石井会頭は「本事業は商工会議所にとって、重要である。魅力ある商品づくりや商業者の増加を促し、市民や商店に役立つ組織として取り組んでいく。東京から1時間圏内の立地条件を生かし、電子地域通貨が市民に定着する環境づくりに協力したい」と述べた。
記事提供: 日本商工会議所
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