YEG（青年部）フラッシュ「結果は後からついてくるまずは携わることが大事」

2017/7/1

広報月刊石垣2017年7月号佐賀県唐津市

宮丸佳奈子さん　唐津YEG・佐賀県連代表理事

離婚しようと思って起業

起業のきっかけは、子どもを育てるためでした。家族を養うためにいろいろと調べていくと、お金がかかることばかりで。何か資格を持っているわけでもなく、前職はホテルウーマンで接客しかできない私が、初期費用をあまりかけずにできることは何か、と考えた結果、お酒を提供するお店がいいのではと思い、始めました。

まず自分で商売を始めるときに、どういう人たちがこのまちで経営者をやっているんだろうと思って。それがYEGへの入り口でした。

YEGってただの飲み会？

自分の周りにあった狭い世界しか知らないから、もっと人を知りたくて、すごい興味と期待を持って入ったんです。でも、何の集まりかよくわからず、ただの飲み会なのかなって思うことが多かったんです。そんな残念な気持ちがあって例会などに行かなくなりだしたとき、先輩から「ちゃんと携わってもないのに、おもしろくないって言うな」って言われて。その一言で、じゃあ1年は全力でやろうって思ったんです。

それから3年後、自分が委員長になって、人に声をかけることとか、役員会で自分の意見を通すために提案することなどを学び、委員長の思いがようやく分かりました。壁をつくっていたのは私だったということに気付いた瞬間でしたね。

今はYEGが自分の仕事のプラスにもなっています。地域の外に出て、全国のYEGの仲間とつながった結果が、後からついてきたんだと思っています。