けん玉発祥の地として知られる広島県廿日市市。
けん玉の起源は16世紀のフランスの「ビルボケ」という玩具と言われ、江戸時代にオランダ経由で日本に入ってきたという。
廿日市は古くから木工細工や木工玩具などの生産が盛んで、その職人たちは厳島神社の参拝者などに、製造したけん玉などの木工玩具を販売していた。ただ、当時のけん玉の多くは、一つの受け皿と玉だけだったことから1918年、同県呉市の職人・江草濱次が改良に着手し、受け皿三つ、持ち手、けん先を備えたけん玉を考案。翌19年に実用新案登録され、その製造を廿日市の職人に委託したことが、廿日市をけん玉発祥の地とする由縁となっている。
「はつかいちけん玉もなか」は2014年、第1回けん玉ワールドカップの廿日市開催を記念して、市内けん玉商店街に1898年から店を構える「和洋菓子のながお」が、地元デザイナーと包装資材メーカーと連携して開発した。キュートな形状が特徴のもなかで、発売10周年を迎えた今も不動の人気を誇る逸品だ。
現在、本商品1000円(税込)以上の購入者を対象に発売10周年記念「はつかいちけん玉もなかふせん」プレゼントキャンペーンを実施中(11月30日まで。ふせんがなくなり次第終了)。
お問い合わせ
和洋菓子ながお
所在地 : 広島県廿日市市廿日市1-5-1
電話 : 0829-31-1873