藤枝商工会議所(静岡県、山田壽久会頭・山田組)はこのほど、各企業における防災力向上を目的に「体験型災害対策セミナー」を開催し、31人が参加した。
同セミナーは、地震・風水害のVR体験や東日本大震災の実体験動画の視聴を通じて、災害の実態と備えの重要性を体感的に学ぶ機会として企画された。
まず行われた講義では、県担当者から能登半島地震での支援事例や南海トラフ地震に備えた地域防災の必要性について説明があった。また、市の担当者からは震度6強以上の揺れに対する建物および人的被害の予測や備蓄などの重要性を強調する説明があった。
その後、非常食の試食体験も行われ、参加者から「非常食の質に驚いた」「備蓄品や保管場所見直しにつながった」などの声が寄せられた。
記事提供: 日本商工会議所