春日井商工会議所(愛知県)は7月7日、「春日井特産品」の認定審査会を開催し、3店舗の4品が認定された。今回認定した商品は、「サボ天まる」「春日井さぼてんのラーメン」「サボタンのパンシチュー」「サボテンtoゆずnoパウンドケーキ」の4種類。同市の特産品であるサボテンをそれぞれに生かした商品となっている。
今回で15回目となる同事業は、市内外に広く同市を周知し、産品の普及と販路開拓を図ることが目的。同市の特産物、文化、歴史、著名人、キャラクターをモチーフにつくられた食品、民工芸品、料理などを認定し、各店舗のほか、市内外のイベントでの販売を通して知名度向上に取り組んでいる。
同所は過去にも同市の特産物を普及、PRする事業を展開していたが、「認定されても、販売する機会がない」との声が挙がったことから、2002年に審査会を休止し、認定品の販売機会の提供を進めてきた。06年にサボテン関連商品の開発やPRを実施する「春日井サボテンプロジェクト」を発足し、新たな特産品が多く誕生したため、07年に審査会を復活した。
同所担当者は「これらの取り組みにより、地域経済の活性化や地域の魅力の発信、地域ブランドの向上の期待、また認定業者の知名度向上や新規顧客の獲得にもつながることを期待している」と述べた。
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