魚津商工会議所(富山県)青年部(魚津YEG)はこのほど、魚津産の梨を使ったクラフトビール「UOZU梨 IPA」を開発した。同事業は地域資源の魅力発信とフードロス削減が目的。同部創立50周年記念事業「魚津の果樹とクラフト文化をつなぐ、青年部の地域発信プロジェクト」の第2弾として、市内の梨組合(下野方梨組合)協力の下、規格外となった果実300キログラムを有効活用し、同県南砺市のクラフトブルワリー(NAT.BREW)が醸造した。
ビールのラベルデザインは地元の高校生が考案。「好きなものであふれる頭の中」をテーマに考案し、ネコやクジラ、梨などを描いた特徴的なデザインとなっている。 10月18~19日に開催した魚津産業フェア「○○(まるまる)魚津」で商品をお披露目。今後、市内の酒店など数量限定、季節限定で販売する。
同YEGは「今後も『果樹×クラフトビール』シリーズを通じ、地元農家や高校生、醸造家など多様な人々と連携しながら、地域の食と文化の魅力発信を続けていきたい」と述べた。
