厚生労働省は12月23日、「令和7(2025)年上半期『雇用動向調査』」の結果を公表した。同調査は全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数などの状況を明らかにするため年2回実施しているもの。今回の発表によると、25年上半期の入職者数は457万人、離職者数は413万人で、入職者数が離職者数を上回った。入職者数・離職者が最も多かった産業はいずれも「医療・福祉」となった。
調査は5人以上の常用労働者を雇用する事業所1万5001事業所を対象に実施。9277事業所から有効回答を得た。
調査結果によると、25年上半期の入職者数は457万人、離職者数は413万人で、入職者数が離職者数を44万人上回った。就業形態別に見ると、一般労働者は入職者数282万人、離職者数243万人、パートタイム労働者は入職者数175万人、離職者数170万人で、いずれも入職者数が離職者数を上回っている。
入職率・離職率(年初の常用労働者数に対する割合)を見ると、入職率8.9%、離職率8.1%で0.8ポイントの入職超過。前年同期と比べ入職率が0.1ポイント、離職率が0.3ポイント低下し、入職超過率は0.2ポイント拡大した。就業形態別では一般労働者の入職率が7.6%、離職率が6.5%、パートタイム労働者の入職率が12.4%、離職率が12.0%でそれぞれ入職超過となった。
25年上半期の労働移動者を主要な産業別に見ると、入職者数は「医療・福祉」が77万人と最も多く、次いで「卸売業・小売業」72万人、「宿泊業・飲食サービス業」65万人の順となった。離職者数は「医療・福祉」が70万人と最も多く、次いで「卸売業・小売業」67万人、「宿泊業・飲食サービス業」57万人の順となっている。
また、25年6月末日現在の未充足求人数を産業別に見ると、「医療・福祉」が24万人と最多。次いで「宿泊業・飲食サービス業」の21万人だった。欠員率は「宿泊業・飲食サービス業」が4.8%と最も高く、次いで「運輸業・郵便業」の4.1%となった。
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