三島商工会議所(静岡県)は1月19日、三島に縁のある30歳が集まる「30歳の大同窓会」を同所TMOホールで開催し、100人を超える参加者が久々の再会を楽しんだ。
同イベントは、若い世代のU・Iターンを促進し、地域活性化や人手不足解消につなげることが狙い。2018年8月に同所や同所青年部が「地元に帰ることを考える機会をつくろう」と実行委員会を立ち上げ、同窓会の準備をしてきた。同年12月にはプレイベントとして「どこで暮らす?どこで生きる?を、どう考える?」と題し、多様な暮らし方を実践する30歳らが都内で座談会を開催。三島で暮らす魅力や今回の大同窓会を紹介した。
同窓会当日は、まちの魅力を発信する企画展「LIVING IN MISHIMA」も同時開催。企業紹介コーナーや飲食コーナーを設け、講演会や音楽ライブ、マグロの解体ショーなどのイベントを実施した。また、東京・丸の内と三島間に無料送迎バスを1日限定で運行し、三島出身者以外にも三島を訪れる機会を創出した。
同窓会の参加者からは「楽しかった」「地元に集まる機会ができてよかった」などの声が寄せられている。同所は「地元の良さを見直す良い機会になれば」と話している。
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