日本・東京商工会議所に事務局を置く日本メコン地域経済委員会(委員長=小林洋一・伊藤忠商事副社長)は5日、都内でラオス商工会議所との懇談会を開催。シーサヴァート・ティラヴォン会頭やウーデット・スワンナウォン副会頭など18人と懇談した。
小林委員長は、昨年ラオスへ派遣した経済ミッションで同所と懇談していたことに触れ、メコン地域の交通の要衝である立地や豊富な電力、労働コストと人材など、企業がラオスの利点を活用したビジネスを展開できると期待を寄せた。
シーサヴァート会頭は、日本側への要望として、日本企業のラオスへの投資促進を呼びかけ、「日本の技術をラオスで広め、さまざまな問題について共に解決して発展につなげたい」と意欲を示した。また、ラオス側からはラオスの観光が近年世界的に注目を集めていることが紹介されたほか、日本への観光ビザの緩和について意見が出された。
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