日本商工会議所の三村明夫会頭は7日、福島県会津若松市で開催した東北六県商工会議所連合会との懇談会に出席。懇談会では、青森県連・若井敬一郎会長(青森・会頭)、岩手県連・玉山哲副会長(盛岡・副会頭)、宮城県連・渡辺静吉副会長(仙台・副会頭)、秋田県連・佐々木繁治副会長(大曲・会頭)、酒田(山形県)・弦巻伸副会頭、福島県連・渡邊博美会長(福島・会頭)が、広域連携、観光振興、インフラ整備、まちづくりなど地方創生に向けた活動と課題について報告し、意見交換を行った。
三村会頭は地方創生に向け地域の努力の必要性を強調。「商工会議所ネットワークを最大限活用し、震災復興、新しい東北の創造に向け、全力で後押ししていきたい」と述べた。
会頭視察 被災企業など見学
日本商工会議所の三村明夫会頭は、6、7日の両日、東北六県商工会議所連合会との懇談会などに合わせ、震災で壊滅的被害を受けた宮城県石巻市の「石巻魚市場」と水産加工業の「大興水産」、福島県会津若松市の「会津若松Akisaiやさい工場」を訪問した。
石巻魚市場では放射能検査の作業ライン、大興水産では復興までの道のりについて説明を受けるとともに、グループ補助金を活用した設備などを見学。富士通ホーム&オフィスサービスが運営する会津若松Akisaiやさい工場では、最先端のICTで栽培環境をコントロールした低カリウムレタスの野菜工場を視察した。
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