西村康稔内閣府副大臣は7月16日、日本商工会議所の第646回常議員会・第249回議員総会において、「経済財政運営と改革の基本方針2015」と「『日本再興戦略』改訂2015」について講演した。
西村大臣は、「全国の商工会議所と意見交換を行い、各地からの意見も参考にしながら再興戦略、骨太の方針を策定した」と強調。今後、商工会議所の意見を踏まえながら制度の具体化を進めていく考えを表明した。
また、政労使会議による「賃金増」や「取引価格の改善」など、経済の好循環の拡大に向けたこれまでの政府の取り組みを説明。デフレからの脱却、企業収益の拡大を加速させるべく、一層、政府として努力していく方針を示した。
さらに、地域活性化に向け、特産品開発の有効性を指摘。「ふるさと名物」の開発・販路開拓の支援とともに、ファンドを活用した農業やヘルスケア分野などにおける新ビジネスの創出に期待を寄せた。
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