国土交通省はこのほど、中古住宅取引市場の活性化に向けた施策を検討している「中古住宅市場活性化ラウンドテーブル」の報告書を取りまとめ、公表した。報告書では、「建物評価の改善と市場への定着」「良質な住宅ストックの形成とその流通を促進するための環境整備」「中古住宅市場活性化に資する金融面の取り組み」「戸建て賃貸住宅市場の活性化」「地域政策との連携」などのテーマで今後の施策の在り方を提言。築20年で価値がゼロと査定される木造戸建て住宅の評価方法の見直しや、新たな建物評価指針について、中古住宅市場や金融市場に定着させるための具体策などを提示し、中古住宅市場やリフォーム市場の活性化に向けた取り組みの実行を求めている。
詳細は、http://www.mlit.go.jp/report/press/house02_hh_000083.htmlを参照。
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