今治商工会議所(愛媛県)と四国タオル工業組合は、9月8日に「第11回タオルソムリエ資格試験」を今治市と東京、大阪の3会場で実施、676人が受験し、このほど349人が合格した。
タオルソムリエとは、より良いタオル選びを助けるアドバイザーのことだ。
同資格試験は、今治タオルブランドの構築を進める「今治タオルプロジェクト」の一環として平成19年に創設。タオルについて正しく理解し、その知識とスキルを生かしてより良いタオル文化の普及につなげるプロフェッショナルな人材を育成し、全国にタオルの魅力を発信していくのが狙いだ。これまでに全国で2656人のタオルソムリエが誕生している。
試験内容は、タオルに関する歴史や文化、技術、製品、顧客サービスなど多岐にわたる。
今回もタオルに関わるさまざまな業種の人たちが全国から試験に挑んだ。合格者は今後、タオルと消費者を結ぶよきアドバイザーとして、活躍することが期待されている。
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