日本商工会議所は、9月22~24日まで、東京ビッグサイトで開催された「ツーリズムEXPOジャパン2017」に、全国の商工会議所が開発した旅行商品を紹介する展示ブース「『行きたくなる』が、いっぱいある~ニホン旅いちば~」を設置した。全国10商工会議所が、日商が全国の商工会議所や事業者と連携し実施している「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト」(中小企業庁補助事業)で開発した、地域ならではの資源を活用した新たな旅行商品を出展した。
「ツーリズムEXPOジャパン2017」に参加した商工会議所は、登別(北海道)、弘前(青森県)、久慈(岩手県)、酒田(山形県)、新庄(山形県)、糸魚川(新潟県)、上越(新潟県)、上田(長野県)、塩尻(長野県)、西条(愛媛県)の10商工会議所。その地域にしかない、その地域でしか体験することのできない独自の着地型旅行商品(旅行者を受け入れる地域でつくられる旅行商品)で地域の魅力を発信したほか、旅の疑似体験ができるプログラムなどを実施した。
上越・上田商工会議所は、上越市ゆかりの上杉謙信公と上田市ゆかりの真田幸村公にあやかった「必勝祈願の旅」を紹介。旅行先の必勝祈願ポイントでは、「おもてなし武将隊」や名物ガイドが登場し、普段聞くことができない裏話やエピソードを聞くことができる。展示ブースでは、実際に武将隊のパフォーマンスも披露され来場者の注目を集めた。
期間中は、100程度の個別商談を実施。今後は、バイヤーとの商談結果を参加商工会議所にフィードバックし、多くの観光商品が採用されるよう支援していく。
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