日本商工会議所は、2月7~9日、全国22府県から地域資源や伝統の技を生かしてつくり上げた特産品・観光商品を集めた共同展示ブース「feel NIPPON 春 2018」を東京ビッグサイトで開催された「第85回東京インターナショナル・ギフト・ショー」「第23回グルメ&ダイニングスタイルショー」に出展した。
今回共同出展した商品は、日商が全国の商工会議所・事業者と連携し、地域資源を活用した「食」「旅」「技」の商品開発および販路拡大を支援する「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト」で開発した地域オリジナルの逸品。岩手、新潟、富山、長野、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨、静岡、岐阜、愛知、三重、福井、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡、佐賀の22府県から参加した42商工会議所が、地域発の食・旅・技の商品をPRし、販路開拓を図った。
岡山は、ブルーベリー、マスカットなど芳醇(ほうじゅん)なフルーツを使った加工品を「おかやま果実」としてブランド化。グルメ&ダイニングスタイルショーで行われた新製品コンテストのビバレッジ部門で、手摘みしたブルーベリーをそのまま絞り希少な完熟南高梅を加えた、全て無施肥・無農薬・無添加の「ブルーベリーと完熟梅のジュース」が大賞を受賞した。
展示ブースは多くの来場者でにぎわい、700件を超える商談が行われた。日商では引き続き、商談会のフォローアップとともに、実施プロジェクトへの支援を行っていく。
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