美濃商工会議所(岐阜県)は11月26日、「美濃名山に登ろう!」と題した登山イベントを開催し、会員事業所の社員らと美濃市の天王山に登った。同所は地元の自然を健康づくりに活用しようと、平成25年から「社員健康プロジェクト」の一環として市内の山への登山を行っている。40代、50代の男女を中心に、多いときは50人ほどが参加する人気のイベントでリピーターも多い。
今年は4月に松鞍山、5月に誕生山に登り、今回で3回目。この日は4会員事業所から16人が参加し、紅葉で色づいた登山道を、同所職員や美濃山岳会のメンバーと共に景色を楽しみながら歩いた。登山道は地元住民によって整備されている。こうした住民の自然保護活動により安全な登山ができ、イベントも継続できるという。
「美濃は名山が多いが地元でも知らない人もいる。登山は年齢に関係なく楽しめるスポーツなので、運動不足の解消とともに地域の名所を再認識する機会にしてほしい」と同所は話している。次回は来年3月、高山に登る予定だ。
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