熊谷商工会議所(埼玉県)とくまがや市商工会、熊谷市商店街連合会は、「笑わない男」として人気のラグビー日本代表で、トップリーグ・パナソニックワイルドナイツに所属する稲垣啓太選手を起用し、「熊谷のみんなには笑っていて欲しい」と呼び掛けるポスターを制作した。6月29日から熊谷市内の商店や商業施設、JR熊谷駅などに次々と掲示され、SNSなどで話題になっている。
同ポスターは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた市内の事業者を応援するとともに、花火大会や祭りの中止に気落ちした市民が笑顔を取り戻し、まちの景気が回復することを願って企画・制作したもの。市内を流れる星川を背景に元気な子どもたちの姿を写したポスターと合わせて2種類を制作した。どちらも迫力あるB1サイズとB2サイズがある。
同所は「マスコミにも取り上げられ、予想以上の反響があった。まちの活性化につながれば」と期待を寄せる。ポスターの掲示は9月末ごろまでの予定。市が発行するプレミアム商品券が9月1日に使用開始となるため、相乗効果を狙って消費喚起を図る。ポスターは同所窓口で配布しており、引き続き会員事業者へ掲示を呼び掛けていく。
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