東広島商工会議所青年部は、11月25日に東広島市内の大学に通う学生と会員事業所の交流会「おいしい東広島 市SHOKU(色・職・食)会」を開催した。この交流会は、産学官の連携によって、学生の市内企業への就職を促そうと平成23年から実施しているもので、今回は59人の会員と、市内3大学から41人の学生が参加。同YEGのOBでもある藏田義雄東広島市長も会場を訪れ、講演では「東広島市には多くのナンバーワン・オンリーワン企業がある」とアピールした。
交流会では、学生に東広島市の魅力と元気な企業があることを知ってもらうため、「色(地域性)・職(仕事)・食(地産グルメ)」をテーマに、地元のお酒や郷土料理などを囲んで親睦を深めた。質問タイムでは、学生から社会人としての仕事に対する気概を問われるなど、活発な意見交換の場となった。
参加した学生からは「東広島には素晴らしい企業があることを知ることができた」「今後は中小企業にも目を向けてみようと思った」などの感想が寄せられた。一方、メンバーは、「地元企業や中小企業に対する学生の意識が変わったと感じた。今後も交流会を通じ、学生が卒業後も市内にとどまってくれるよう、活動を続けていきたい」と目標を語っている。
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