安芸商工会議所女性会が昨年12月に開催した料理レシピコンテストの入賞作品から、地元の食材をふんだんに使った新グルメ「なすジロー丼じゃこ」が誕生。名称を募集し、3月28日に「安芸まるごと丼」に決定した。
安芸まるごと丼は、和風だし・オイスターソース・しょう油で炒めたナスをご飯の上に乗せ、チリメンジャコや土佐ジローの目玉焼きなどをトッピングしたもの。ナスやゆず、しらすなど、地元でとれる多くの農畜産・水産物を生かした名物料理を提供するお店が市内に少ないことから、身近な食材の良さを再認識してもらおうと同女性会がコンテストを企画。昨年10月12・13日の「第1回全四国ご当地じゃこサミット2013」で優勝した「釜あげちりめん丼」に続く、女性会発の地元グルメを生み出すことを目指した。
2月24日には、市内の飲食店で販売してもらおうと試食会を実施。現在5店で提供しており、今後はお店を紹介するマップをつくり、市民や観光客への周知を図っていくという。 メンバーは、「提供店を増やして安芸市の名物料理として育て上げ、観光客の呼び込みにつなげていきたい」と意気込みを話している。
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