佐久商工会議所(長野県)と同所が事務局を務める佐久ものづくり研究会は2月14、15日の2日間、同所会館で「佐久ものづくり研究会2017見本市~ここから始まりメッセ!」を初開催した。同見本市は、健康長寿都市をうたう佐久で「佐久らしいライフスタイルの実現」を支援するものづくりがテーマ。同研究会による開発商品をはじめ、医療・介護関連商品、輸送機器、プラスチック製品、食品、住宅関連など、40社・団体がさまざまな分野の商品を出品し、360人の来場者でにぎわった。同研究会は平成16年、同所会員企業約40社が集まって設立。開発商品には観光用電気自動車「オカーゴ」、太陽光発電LED街路灯「ソラミール」などがある。
また、見本市では健康市場のニーズをつかむことをテーマとした専門家による記念講演と、佐久の特色を生かした「医・食・住」の提案をテーマとしたパネルディスカッションも行われた。「今回の見本市開催には、出展者、来場企業や行政支援機関が互いを知る場をつくるという目的もあった。これが連携を生み、佐久のものづくりの発展につながることを期待したい。また、今後も商工会議所の存在感をアピールしていきたい」と同所は話している。
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