福井商工会議所は2月1日~3月1日、恐竜をテーマにした県内産の商品を一堂に集め、「恐竜商品展示会」を開催した。同展示会は、福井県が国内有数の恐竜化石産出地であることに着目した同所が平成28年度から取り組む「恐竜聖地化」推進事業の一環として行われたもの。今年1月に出品募集を行うと、約270点が集まった。同所は、1階ロビーに特設展示コーナーを設け、県内企業が製造した雑貨や文具、衣料、食品など約200点を入れ替えながら展示。カタログも作成してPRし、期間中、会場には土産物関連事業者やホテル、売店、メーカーの仕入れ担当者などが多数訪れた。
同展示会に関連して、同所は2月20日に新商品開発セミナーも開催。デザインや商品開発の専門家を講師に招き、恐竜関連商品の開発に関するアドバイスなどを行った。セミナーには約60人が参加した。
同所は今夏、JR福井駅周辺で恐竜ショップを出店、運営する予定だ。「今回の展示会やセミナーはそれに向けた第一ステップ。今後さらに商品力を高めていく」と、同所は恐竜聖地化とそれを活用したビジネス創出に意気込みを見せている。
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