山梨県の全27市町村をホームタウンとするヴァンフォーレ甲府。ホームゲームでは「ホームタウンサンクスデー」を開催し、さまざまなイベントを実施しているほか、病院や施設の訪問、スポーツ教室、介護予防事業といった地域活動にも力を入れている。こうした活動は年々増加し、年間200回を超えるまでになった。
地元の魅力をスタジアムでPR
ホームゲームで、試合ごとに市町村を割り振り開催している「ホームタウンサンクスデー」。住民を招待するほか、地域の伝統芸能を披露してもらう場を設けている。 「試合の開始前に、伝統芸能やダンスなどのパフォーマンスを披露してもらっています。スタジアムへの来場者数が年々増加していることもあり、地元の魅力をたくさんの人にPRできると好意的に受け入れてもらっています」と話すのは、運営部の植松史敏さん。「毎試合、スタジアムに全市町村の旗を掲揚し、クラブと一緒に戦うという気持ちを表していますが、アウェイチームのサポーターは驚かれますね」。
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