皆で力を合わせて餅つき大会
ロアッソ熊本は平成24年から、熊本県や市、地方法務局などで構成する熊本県人権啓発活動ネットワーク協議会と共に、人権啓発活動に取り組んでいる。昨年は小学校や介護施設など、12カ所を訪問。その数は前年の2倍で、活動範囲は広がっているという。
その一環で昨年12月13日に、知的障害のある人たちの就業を支援する旦過園(たんがえん)を訪れ、餅つき大会を開催した。当日は、筑城(つゆき)和人選手(昨シーズン限りで引退)と畑実選手、そしてクラブのキャラクター・ロアッソくんが登場。この日を楽しみにしていた旦過園に通う人たちは、アーチをつくって選手たちを出迎えた。
「みんなで助け合って楽しい時間を過ごしましょう」「おいしいお餅を一緒に食べよう!」と選手のあいさつでスタート。つく人も見守る人も、「いち、に、いち、に」と声を掛け合ったり、「僕やりたい!」と積極的に手を挙げたり、お互いに協力して一生懸命に取り組んだ。
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