恵庭商工会議所(北海道)はこのほど、災害時における地域経済および地域社会の復旧に貢献するため、株式会社あいコミの地域FM放送局「e-niwa(いーにわ)」との連携協定を締結した。
全国的に頻発している自然災害や2018年9月の胆振東部地震によるブラックアウト(大規模停電)の経験を教訓とし、災害時にきめ細かな情報を地域住民に迅速かつ正確に届けることが目的だ。
地域社会や経済界との橋渡し役を担う同所と、災害時の迅速な情報受発信を担う同放送局が、相互の特色を生かして良好な情報伝達を確保。災害時には優先的に非常放送を行い、地域住民の安全・安心および地域経済への貢献のために連携を強化していく。
同所と同放送局が持ち合わせるSNSユーザー(フォロワー)は3月時点で約9500人。同所の会員企業や同放送局のリスナー双方向での情報の受発信を活用できるよう、平時からのSNSの連携強化を積極的に展開していく考えだ。
同所の中泉澄男会頭は「あいコミには災害時に正確な情報伝達を期待している。当所としても災害時の態勢を整えていく」と話している。
詳細は、http://www.eniwa-cci.or.jp/topics2/2021/03/fme-niwa.htmlを参照。
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